iPhone開発一般

iOSの中で、アプリケーション同士が連携するためのしくみ

AppStore経由でリリースされているアプリは、Appleによって定められたガイドラインを守ることが義務付けられていることは、みなさん周知の事実です。マルチタスキング環境となったといっても、「バックグラウンドに常駐させて好きなように振舞う」ということ…

iPhoneアプリは、そんなに自由に作れない

iPhoneは、DarwinをベースにしたiPhone OSで動作するコンピュータです。iPhoneの基本システムを構成するソフトウェアは、バックグラウンドプロセスと動作しており、そのあたりは、一般的なコンピュータと大差ありません。そのためかどうかはわかりませんが、…

新しいアプリケーション(Malloc Simulator for Developers)を、iTunes Connectに提出しました。

すでに書いているように、SysStats Liteのバージョンアップが、In Reviewステータスのまま放置されており、リリースの目処がまったく立っていません。このままでは、なかなか先に進むことができないので、Malloc Simulatorという、新しいアプリケーションを…

Objective-Cのメモリ管理に関する参考資料

前回のエントリで、オブジェクトの生成とメモリ管理 - The iPhone Development Playgroundについて書きました。 すでにご存知の方も多いかもしれませんが、Appleから提供されている関連ドキュメントをお知らせしてませんでした。http://developer.apple.com/…

オブジェクトの生成とメモリ管理

Objective-C2.0では、以下の2つのメモリ管理方式が、ランタイムシステムによって提供されています。 マネージドメモリ プログラマが、オブジェクトを保持するのか、解放するのかを明示的に指定する。あるオブジェクトが、誰かに保持されているかどうかは、参…

AppStoreでリジェクトされてしまいました。

SysStats Lite 関連技術情報 - The iPhone Development Playgroundに、次バージョンのリリースについてお知らせしましたが、残念なことに、AppStoreでリジェクトされてしまいました。 このアプリの中で、SafariやiPodなどのアイコンを表示していますが、それ…

メモリ解放処理って。。。?

ちょっとした裏話です。 いろいろと調べている中でわかったことですが、Google Earthなどのように、メモリを多く消費するアプリケーションを動かすだけでも、SysStats Liteのメモリ解放処理と同じような状態を作ることができます。その結果として、同じよう…

次のバージョンについて

追記この記事は、過去に、「メモリ解放機能」の追加を試みたときの記録となっています。 最終的にAppleの審査が通らなかったため、結果として実装を中止しました。 今後も、何か正規の認められた方法で類似の機能を実現できるようにならない限り、このアプリ…

iPhoneのSafariがいつのまにか終了する条件

以前、SysStats Liteを使っていて気づいたこと - The iPhone Development Playgroundの中で、以下のようなことを書きました。 例えば、Safariを起動してWebページを見た後に、上記の「稼働中のアプリケーション」画面を開くと、Safariが「稼働中」になります…

SysStats Liteの目的と課題を見直してみる

次のバージョンアップに向けてのToDoを考えています。 AppStoreでいろいろといただいているコメントを参考にしつつ、そもそも、何のためにこのアプリを作ったのかなどを思い返してみました。 作り始めたきっかけは。。。 純粋に、iPhoneの中を、掘り下げてみ…

プロセスをkillする機能について

AppStoreでもコメントいただいてますが、「稼働中のアプリケーション一覧」を追加する時から、プロセスをkillする機能を入れることは考えていました。 私が知りうる限りでは、killpg()やkill()といった関数を使うことで、実現できます。 まず、手始めに、Mac…

気持ちよく使っていただけるアプリケーションを目指して。。。

SysStats Liteが、リリース3日目にして、無料のトップアプリケーションの8位にランクされました。 少しでも関心を持って、ダウンロードしていただいた方に、この場を借りて、お礼を申し上げます。また、カスタマレビューで、デザインについてのご指摘をいた…

L10N(Localization)関連でハマったこと

SysStats LITEの現バージョン(0.5)は、日本語環境のみに対応していますが、現在申請中の次バージョン(1.0)では、英語環境にも対応するよう、ローカライズしました。 そのときに、ハマったところがあったので、ここに書いておこうと思います。 Localizable.st…