SysStats Lite1.2がリリースされました。

前回のエントリ(SysStats Lite1.2は、審査が長期化するようです。 - The iPhone Development Playground)で、審査が長期化しそうだとお知らせしていた、SysStats Liteのver.1.2がリリースされました。

今回のアップデートは、以下の2つのことを目的としたものであり、目に見える変化は、バッテリの残量を%表示する機能が追加されただけという、地味なものです。

  • iPhone3G、iPod touchに、バッテリー残量の%表示機能を提供する。
  • アプリケーション自体は、OS2.xでも動くようにする。

AppStoreの説明文にも書きましたが、2点ほど特記事項があります。

バッテリーの残量が表示される条件

バッテリーの残量が表示されるのは、このアプリケーションをOS3.0以降で動かしたときだけになります。
そのため、OS2.xをご使用中の方には、今回のアップデートは、何も変化がないことになります。バッテリ残量を取得する機能はOS2.xで実行した時には利用することができないので、そういう形になってしまっているということを、ご理解いただければと思います。
(細かい話をすると、画面の表示項目のズレの微調整はしているので、まったく変化がないということではありませんが。。。)

バッテリー残量の取得精度について

バッテリ残量の取得の精度は、5%単位となっています。3GSでステータスバーに残量の%表示をしている場合には、最大で5%の誤差が出ることがありますが、それは取得している値が不正確というわけではなく、iPhoneの標準機能の制約なので、あらかじめご了承願います。


あともう一点、結果として2.2.1でビルドしたアプリから、3.0で追加されたAPIを使ってみました - The iPhone Development Playgroundにも書いた、技術的な目標もクリアすることができたということになります。

よろしくお願い致します。