SysStats Liteの目的と課題を見直してみる

次のバージョンアップに向けてのToDoを考えています。
AppStoreでいろいろといただいているコメントを参考にしつつ、そもそも、何のためにこのアプリを作ったのかなどを思い返してみました。

作り始めたきっかけは。。。

純粋に、iPhoneの中を、掘り下げてみたいという好奇心です。MacOSXのActivityMonitorとか、Unixのtopコマンドのような、稼働状況に関する統計情報を見るためのツールiPhoneには備わってなかったので、自分で作ってみたといったというのがきっかけです。
このおかげで、メモリ使用量の謎みたいなことも出てきました。
このようなことに、興味を持っている方のお役に立てればとか、こういった謎に対して、ご存知の方がいらっしゃれば、教わりたいという思いも持っています。

画面のデザインは。。。

ActivityMonitorを意識しています。特に、円グラフの配色や、項目の名前は、ほぼ忠実に合わせています。画面のスペースに限りがあるので、表示している情報は、

と同等のものに絞りました。
初期画面のレイアウトは、iPhoneの標準的なTableViewをベースにしています。

その後、「稼働中のアプリケーション一覧」追加しましたが、これも同じく、iPhoneの標準的なTableViewがベースです。こちらは、プロセスの名前と起動時刻のみの表示です。それ以外には、表示して意味がありそうな情報が取得できなかったので、そのようになっています。

機能的には、どうか。。。

「統計情報を見るためのツール」ということと、現時点で取得できている情報の範囲から考えると、機能的には「まあまあ」と思っています。アプリの名前も、「見るためのツール」をイメージしています。
iPhoneの状態を調整するためのツール」というふうに、解釈を広げた場合は、不充分ですね。。。

見落としがちなこと。。。

表示されているメモリ使用量には、SysStats Liteが使っている分も含まれているということは、つい見落としてしまいがちなことです。
なので、できるだけコンパクトに、ライトに動くということも重要です。このアプリが、表示する情報に与える影響を最小限にするということを忘れてはいけないと思っています。

今後の課題は。。。

今後、どうして行こうかということも、考えてみました。

デザイン

初期画面は、余白の部分が多く、表示項目の配置が偏っていて、見づらいところがあると感じています。TableViewをやめて、もう少し自由な配置で考え直したいですね。あと、ActivityMonitorにはこだわらず、見やすく、気持ちよく、格好よくといったことを目標に改善したいと思います。

ちなみに、このアプリは、アメリカやヨーロッパなどにも出しているのですが、デザインに関するコメントは、今のところ入ってないです(それ以前に、言語の問題などがあったからかもしれませんが。。。)。
なぜか、日本でだけ、デザイン面のご指摘がきびしいようです。。。

機能

今後、表示できる情報が増えた場合には、随時、取り込んで行きたいと思います。
まずは、メモリ使用量の謎で書いたようなことに関することでしょうか。。。
iPhoneの状態を調整するためのツール」としての機能(プロセスをkillするなど。。。)は、いい方法が見つかれば、やってみたいとは考えています。

ドキュメンテーション

アプリに簡単なドキュメントを添付していますが、中途半端な内容になっていると思っていますので、今後、改善したいと思います。

あくまでも、コンパクトに、ライトに。。。

メモリを多く消費したり、動きが重たくならない範囲で、機能追加やデザインの変更をすることを、常に考えていたいと思います。SysStats Liteは、ユーティリティであり、「脇役」ですから、主役の邪魔はしないようにせねば。。。

また、具体化したら、ここに載せて行きたいと思います。